何が起きたのか
SNS上で「黒人女性を性的に見られない」という趣旨の意見を目にした、日本育ちの27歳の黒人女性YouTuber。
そこで本人が、あえて普段とは異なる“日本人に寄せたメイク”を試し、自身の見た目に向けられる反応について問いかけたことが話題になりました。
単なるメイクのビフォーアフターではなく、「人はどこまで外見や人種のイメージに左右されるのか」というテーマまで広がったことで、掲示板でもさまざまな意見が出ています。
管理人コメント
外見の好み自体は人それぞれですが、個人の好みと「○○人はこう」と集団全体を決めつける話は分けて考えたいところ。
今回の反応を見ると、メイク以上に、日本で共有されている美意識や先入観について意見が割れているのが興味深いです。
なぜ話題になっているのか
反応を見ていくと、単純に「かわいい・好みではない」という意見だけではありません。
「人種ではなく本人次第」という声がある一方、「自分とは異なるルーツの人を恋愛対象としてどう見るか」という話や、日本人が持つ美人像はどこから生まれているのか、アニメなどで黒人がどう表現されてきたのか、といった話にまで広がっています。
| SNSで「黒人女性を性的に見れない」と…“日本育ちの黒人女性”YouTuber(27)があえて“日本人に寄せたメイク”で反論したワケ - Yahoo!ニュース SNSで「黒人女性を性的に見れない」と…“日本育ちの黒人女性”YouTuber(27)があえて“日本人に寄せたメイク”で反論したワケ Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
8/23(日) 10:12配信
――どんな動画がバズりますか?
ジェシカ とくにバズったのは、Xで「黒人女性を性的にみれない」という内容のポストがあるのを目にして、それを引用しながら、あえて日本人に寄せたメイクをしてみた動画です。これが本当に一番伸びました。TikTokで350万回、YouTubeショートで160万回、Instagramのリールで530万回再生されて、合計1000万回以上も再生されたんです。
――「恋愛に対して臆病になってしまう」とのことですが、それは今でも変わらず?
ジェシカ 片思いで終わるパターンばかりです。気になる人とは友達でいて、それ以上を見せないようにしていると、相手に恋人ができてしまう、の繰り返しで。自分に自信が持てないので、行動する前に「どうせ私なんか」という気持ちが先に来てしまうんですよね。
「生理的に無理」とかも全然言われますし。もちろん全員がそう感じているとは思わないですけど、レアなものだから、いきなり恋愛としては見づらいみたいで。キャラクターとして見られることもよくあります。別世界の人みたいな。
先ほどのバズった動画の話にも繋がりますが、ネットでそういうネガティブな言葉を見たときは本当にショックで。でも動画を投稿したあと、「そんなことないよ」的なコメントもたくさん届きましたし、少しずつ考えが変わってきてもいます。分母が少ないだけで、いないわけではないんだな、と。
――同じ境遇の女性たちとつながったことで精神的に得たものも大きそうですね。
ジェシカ 本当に大きかったです。もっとみんなの存在や思いを早く知りたかったですね。発信を通じて出会った日本育ちの*の女の子たちとは、動画の外でもずっと話していて。私と同じく、自信がない、恋愛経験がほとんどない、日本の男性が好きだけどなかなかうまくいかないという経験をしている子もいて。それがわかったことで心強くなりましたね。
「日本人の顔がうらやましいという気持ちが…」“日本育ちの黒人女性”YouTuber(27)が明*、ルッキズムへの思いと“素の自分”を受け入れられたワケ へ続く
全文は
https://news.yahoo.co.jp/articles/2349b102499a77d0991f07ab8d2ce7cf65d6978b
メイクや本人の見た目についての反応
「人種」と「個人の好み」は同じなのか
日本人の「美人像」はどこから来る?
話題はさらに、アニメや漫画に登場する黒人キャラクターの表現にも広がりました。
東京の読者にとっても他人事ではない話
東京のように、さまざまなルーツや文化的背景を持つ人が行き交う場所では、こうした話はネット上だけの問題とも言い切れません。
誰を恋愛対象として見るかは個人の自由です。
ただ、「私はこのタイプが好みではない」という個人の感覚と、「この人種は魅力がない」と集団全体へ広げる表現では意味が大きく変わります。
学校、職場、店、SNSなど、日常のさまざまな場面で違う背景を持つ人と関わるからこそ、この線引きは意識しておきたいところです。
管理人が整理すると
今回の反応は、大きく3つに分かれていました。
- 人種ではなく、結局はその人の顔立ちや性格次第
- 恋愛の好みは個人の自由で、無理に変える必要はない
- 個人の好みを人種全体への評価に広げるのは違う
特に興味深いのは、写真を見る前後で評価が変わった人が複数いたことです。
「黒人女性」という言葉から先に一定のイメージを作っていたものの、実際に本人を見れば「かわいい」「思っていた印象と違う」という反応も出ています。
今回の“日本人寄せメイク”が投げかけたのは、単に「どのメイクが似合うか」という話ではなく、私たちが誰かを見るときに、本人そのものと、頭の中にある人種や文化のイメージをどこまで分けられているか、という問いなのかもしれません。
掲示板でも賛否は割れましたが、「好みを持つこと」と「相手を属性だけで決めつけること」は別だという点は、切り分けて考える必要がありそうです。


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